YUKIKOMIZUTANIでは2023年12月9日(土)から2024年2月10日(土)まで、TOMO KOIZUMI自身初となるアート作品による個展、「Tomo Koizumi」を開催いたします。 本展では「ファッションとアートの境界線」をテーマに、ギャラリー空間をクローゼットに見立て、ギャラリーをフレームとして流動的で可変的な空間に仕立て上げます。また、会期中にはTOMO KOIZUMI本人によるパフォーマンスを毎月開催いたします。

彼は自身の名を冠するブランド「TOMO KOIZUMI」を立ち上げて以来、世界各国のランウェイを万雷の拍手と共に渡り歩いてきました。フリルを大胆にあしらった唯一無二のデザインは、ミュージシャンのBjork(ビョーク)やSam Smith(サム・スミス )など、名だたるアーティスト達から絶大な支持を集め、数々のコラボレーションを実現させています。 常に「アートとして扱えるファッションを」という想いを抱いてドレスを作り続けてきたというTOMO KOIZUMI。 驚きがありながらもどこか調和のとれた、説明のいらない美しさを含んでいることを信念に制作を続けてきた彼は、ファッションとアートの世界を行き来しながら変幻自在にその表現を拡張していきます。作品としてのドレスの美しさ、そして2022年より続けてきた彼のアート作品制作への想いが YUKIKOMIZUTANI に見出され、この度ついにギャラリーでの個展開催に至りました。

本展覧会では本年 9月にパリで発表したプレゼンテーション「Dress as a painting, Painting as a dress.」の作品群を、彼にしかできないある種のファッション業界へのアンチテーゼ、アート業界への挑戦として YUKIKOMIZUTANI の空間で再構築いたします。この展示を通して、ファッションへの価値観の問い直しや、アート業界とファッション業界の架け橋になることができればと彼は語ります。

※2023年12月26日-2024年1月8日は要アポイントとなります。