川平遼佑個展「One Brief Memory」
川平遼佑個展「One Brief Memory」
会場 gallery UG Tennoz TERRADA ART COMPLEX Ⅱ / 2F
住所
東京都品川区東品川1-32-8
会期 2026/10/9(Fri)-2026/10/31(Sat)
営業時間 11:30 - 18:30
定休日 日・月
料金
入場無料
ジャンル 現代アート
概要

gallery UG Tennozでは、2026年10月9日 (金) より10月31日 (土) まで専属アーティスト・ 川平遼佑の個展「One Brief Memory」を開催いたします。

※10月9日(金)~ 12日(月)は、MEET YOUR ART FESTIVAL(MYAF)の開催に伴い、開廊時間を変更いたします。

幼い頃の記憶には、理由もなく怖かったものがある。

夜の暗闇。夢の中に現れるオバケや怪物。
目を覚ましても、その気配が部屋の隅にまだ残っているような気がして、ひとりでトイレに行くことさえできなかった。

川平遼佑の制作の原点には、そんな幼い頃の「おねしょ」の記憶がある。
けれど、川平が描いているのは、「おねしょ」そのものではない。

そこからこぼれ落ちてくるのは、怖いものを前にしたときの不安や、どうすることもできない無力さ。
そして、少し大人になった今もなお、思い通りにならない現実の中で、何かを信じながら生きていくことについての感覚だ。

人は、怖いものに出会ったとき、何かにすがったり、何かを信じたりする。
それは神様かもしれないし、誰かの言葉かもしれない。 あるいは、自分だけの小さなヒーローかもしれない。

幼い頃の川平にとって、その存在のひとつが「パンツ」だった。

おねしょをしてしまった朝。
濡れたパンツを洗いながら、「ごめんなさい」と謝る。

もし、このパンツに意志があったとしたら。 怒っているだろうか。
それとも、自分の代わりに怖いものと戦ってくれるだろうか。

そんな幼い想像から、「パンツくん」は生まれた。
ブリーフという、あまりにも身近で、少し可笑しな存在に意志を与えることで、川平は、誰もが抱えている弱さや不安を、ユーモラスな姿へと変えていく。

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