
諏訪敦|きみはうつくしい 【UPCOMING】
会場 | WHAT MUSEUM |
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住所 |
東京都品川区東品川2-6-10 寺田倉庫G号
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会期 | 2025/9/11(Thu)-2026/3/1(Sun) |
営業時間 | 火曜~日曜 11:00~18:00(最終入館17:00) |
定休日 | 月曜(祝日の場合、翌火曜休館)※2025年12月29日~2026年1月3日(土)休館 、2026年1月4日(日)~営業開始、5日(月)、6日(火)開館 |
料金 | |
ジャンル | 現代アート |
概要 | 本展は、諏訪敦にとって約3年ぶりとなる大規模個展です。新作の静物画や肖像を含む約80点を展示し、現在に至るまでの制作活動の変遷を多角的に紹介します。 現代日本の絵画におけるリアリズムを牽引する画家、諏訪敦。卓越した描写技術で対象に肉薄する諏訪の作品は、徹底した取材に裏付けられ、近年では戦争で亡くなった人々や、神話や古典文学の登場人物など、不可視な存在を描くリサーチプロジェクト型の絵画制作が高く評価されています。 本展は、最新の大型絵画「汀にて」を中心に、そこに至るまでの画家のクロニクルを、過去の主な作品群とともに物語っていきます。 コロナ禍に始まったアトリエ内での内省と孤立、戦争や災害で揺らぐ外界をよそに、母を介護し看取るまでの静かな日々の中で、「人間を描きたいという気持ちを徐々に失っていった」と語る諏訪。本展は、稀代の肖像画家が再び人間を描けるようになるまでの克服の過程を開示するドキュメンタリーであり、精緻な眼と指を持つ故に「見ること、描くこと」を己に厳しく問い続けてきた諏訪の、現在進行形の思索と創造を紹介する展覧会です。 【追補編・掌編小説「さよなら」】 本展の開催にあわせて、小説家・藤野可織が執筆した掌編小説「さよなら」を刊行し、ハンドアウトに印刷して全ての来場者に渡します。この絵画と文芸のコラボレーションは、諏訪自身が「ゾンビ化した絵画様式」と語る、古典技法を駆使した写実的な絵画表現から、現代を舞台にした新たな物語を生み出していく試みです。 |