武田陽介 「STRUCT.RE:CALL」
武田陽介 「STRUCT.RE:CALL」
会場 KOSAKU KANECHIKA TERRADA ART COMPLEX I/5F
住所
東京都品川区東品川1-33-10
会期 2025/7/1(Tue) -2025/8/2(Sat)
営業時間 11:00 - 18:00
定休日 日・月・祝
料金
入場無料
ジャンル 現代アート
概要

KOSAKU KANECHIKAでは、7月1日から8月2日まで天王洲にて武田陽介展「STRUCT.RE:CALL」を、また、7月5日から8月9日まで京橋にて武田陽介展「Lost in Translation」を開催いたします。

武⽥陽介は、写真というメディウムの可能性を追求し続けています。代表作である《Digital Flare》シリーズは、デジタルカメラを強い光に向けた際に⽣じるフレアという現象を捉えています。その光とは、カメラのシステムがとらえた純粋な被写体ではなく、その被写体とシステムの関係性から⽣じ、カメラフレームの内部に溢れた光であり、それを作品化することを武⽥は「⼿段の形跡、存在の刻印」と表現します。つまり写真において、被写体はカメラシステムの外部にあり、客観化され、カメラはそれを写しとる、という前提を相対化しています。「⼿段(カメラ)と⽬的(被写体)の錯綜した関係性」をこそ被写体とする彼のコンセプトは、写真の歴史においてこれまでに⾏われてきた様々な実験に連なるものであるだけではなく、美しく、強度があり凝縮された作品を⽣み出しています。

KOSAKU KANECHIKAでの2回目の個展となる本展で、天王洲ではキャリア初期の2006年に撮影された作品から、デジタルカメラを強い光に向けた際に生じる現象をとらえた武田の代表作《Digital Flare》シリーズ、そして新作までを展示いたします。

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